名物レッスン「ミステリーテイスティング」
ワインコミュニケーター養成スクール「WCF」の名物レッスンは、何と言っても毎月開催される『ミステリーテイスティング』。
人間は、情報を遮断した時、五感をフル稼働させることができます。
銘柄が分からない状態でワインをお届けして、先入観なくワインの声を五感をフル稼働させて感じ取り、ワインの表現力を磨くオンラインレッスンです。(Zoomを使用します)
ミステリーワインは、ある品種100%のものを使用します。
ぶどうの品種個性を覚えると、自分の好みが理解できるようになり、ワインの世界が開けていくので、ミステリーテイスティングの最後に「品種当てクイズ」をして品種を予想するチカラも養います。
最後に、ミステリーワインの銘柄を公開し、ワインや品種について解説をします。レッスン終了後には、軽く懇親会をするので、とっても楽しい名物レッスンです!
ワインコミュニケーターが磨く『独自表現』とは?

この『ミステリーテイスティング』では、「独自表現」というものを磨きます。
「独自表現」とは、ワインをあなたの好きな「何か」に喩えて表現するワインコミュニケーターの必須スキル。
映画が好きな方はワインを映画俳優に喩え、旅行が好きな方はワインを旅行先の風景に喩える・・・
独自表現には、間違いがありません。
全ての独自表現は、正解なのです。
重要なのは、
・ワインの魅力がしっかりと相手に伝わること
・自分の個性を活かした表現をすること
の2つだけ!
ワインのテイスティング表現は難しいと思われがちですが、独自表現はとっても楽しい!ある意味、文学作品を創っているような感覚になります。
表現力を競う!ワインの独自表現コンクール

ワインの独自表現スキルを磨くために、定期的に「ワインの独自表現コンクール」を開催しています。
スクール外の覆面審査員の方(ほぼ一般の方)に審査を依頼しているのですが、審査ポイントは、
『どの独自表現のワインが飲みたくなったか?』
独自表現には間違いはないので、各審査員は減点法ではなく加点法で審査します!
ワインコミュニケーターの独自表現は、個性爆発!!
思わず、飲んでみたい・・・と思う表現がたくさん応募されます。
今回モチーフになったワインはコチラ!
今回の独自表現コンクールでテイスティングされたミステリーワインは、こちらのワインです。近年、日本でも人気のアロマティックな品種「アルバリーニョ」を使ったポルトガルのワイン!
クルヴォス アルバリーニョ 2021

生産地区 | ポルトガル/ミーニョ |
品種 | アルバリーニョ100% |
容量 | 750ml |
アルコール度 | 12.5% |
色/味わい | 白/辛口 |
【ワインデータ】
輸入会社:株式会社KOBEインターナショナル様資料より
ミーニョ地方で栽培される最高級の品種アルバリーニョ100%で造られています。熟した果実と繊細な花のアロマ、海を連想させるミネラルの香りは、複雑かつ芯の強さやエレガンスを感じます。芳醇な果実味、ミネラルと厚みのある液質は複雑でストラクチャーがあり、飲みごたえのあるしっかりした白です。
2023 International Wine Challengeにて Gold 受賞
2022 Mundus Vini にて Gold 受賞
*料理との相性*
白身魚のお刺身やカルパッチョ、スモークサーモンのディルとレモン添え、白身魚のレモン蒸し、魚介のアヒージョ、エビの塩焼き、炙りほたて貝柱のレモンソース、魚介類の天ぷら、ハモンイベリコ等。
2024年10月度「ワインの独自表現コンクール」結果発表!!
2024年10月に開催された「ワインの独自表現コンクール」の結果を発表します!
最優秀作品に加えて、優秀作品をいくつか紹介させていただきます!
どんなワインか想像しながら読んでみてください。
【グランプリ作品】
兵庫県・トシさんの作品
このワインのニックネームを付けるとしたら:
『ピンと張りつめた冬の夜空に』
このワインの独自表現:
グラスを傾けるたびにキラキラと輝く黄金色のワイン。
まるで凛とした空気が張り詰めた、
冬の夜空に輝く星のようにきらめいている。
摘みたての白い花の香りに、若々しい白桃の香りも感じられ、
一口、そしてまた一口と、
ついつい杯を進めてしまう、そんな香りが魅力的。
口に含むと、甘い香りがひろがったその後には、
味わいを心地よく引き締めてくれる、
ほのかな苦みがアクセントになっている。
もちろんそれだけではなく、スダチやカボスを思わせる爽やかな酸味が、
このワインの魅力をさらに引き立てる。
そんな冬を彩るこのワイン、ほどよく脂ののった、タラと合わせて楽しみたい。
ふっくらと仕上がったタラ鍋はもちろん、
ムニエルでこっくりとした風味に仕上げても、ぴったりと合わせてくれる、
冬を楽しい季節に変えてくれるこのワインをおすすめします!
【審査員短評】
やはり、外観、香り、味わい、食べたくなる料理等の情報があると、ワインを想像しやすいので、それらの情報があるかどうかを基準に審査させて頂きました。この独自表現には、これらのすべての情報がうまく表現されており、飲んでみたくなります!
【準グランプリ作品】
福島県・ロブスターさんの作品
このワインのニックネームを付けるとしたら:
『歌に例えるなら…トシちゃんこと田原俊彦の「ハッとしてGood!」?なワイン』
このワインの独自表現:
太陽の光が反射した砂浜のような外観や、潮風を感じるミネラルから、
海を連想させるワインです。
そこに華やかな百合の花や熟したパイナップル、
バニラの甘いアロマの香りが溶け合い、
温暖なビーチリゾートを彷彿させます。
一方、塩味を感じるミネラルからは酸味が、
柑橘系のグレープフルーツからはピールの苦みが、
芯の強い味わいを引き出しています。
外観や香りから連想される温暖な気候とは裏腹に、
海水の冷たさに驚かされる、エレガントな味わいに仕上がっています。
【審査員短評】
とにかくニックネームに独自性があり、素敵!
飲みたくなるシチュエーションか、合わせたい料理の記載があれば、グランプリになっていたかも!
【おーみん特別賞作品】
大阪府・ますみんさんの作品
このワインのニックネームを付けるとしたら:
『ペアリングは…輝く金色の波』
このワインの独自表現:
グラスに映し出される景色は…
海を見ていた夏の終わりの昼下がり
キラキラ輝きだした金色の海
優し風に吹かれ軽やかに可憐な白い花の香りが立ちのぼる。
心が華やぐ…時間が止まる。
そして
少し強く吹きだした潮風にくすぐられる。
少し時間は早いけど、夏の終わりの
リラックスタイムをどうぞご一緒に。
【代表講師おーみん短評】
独自表現は、その方にしか表現できない個性を重要視します。ますみんさんの表現は、一般的なワイン表現とは違ったスタイル。ワインの色合いや香りのニュアンスが映像のように見えてきます。これはワインコミュニケーターらしい素晴らしい個性!あとは、味わいに関する情報も映像として浮かんでくるような表現があればさらに完成度が上がりますね!この素敵なスタイルの独自表現を極めて欲しいです!
ワインコミュニケーターの独自表現を読んで飲んでみたくなった方は、以下のワインコミュニケーター養成スクール「WCF」が運営する、WCF認定ワインコミュニケーターがおまかせでワインを選んでくれるワインショップ『ワコマ』からご購入できますので、あなたも独自表現を創ってみてくださいね!
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ワインコミュニケーターは、体験・実践を重視しているので、このような合宿を開催し、ワイン造りの現場を体験させていただいています!
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